なぜ外資スーパー『コストコ』が優秀な人材を採用できるのか
考えたことはありますか?
私も所属している採用定着支援協会のセミナーで話を聞くまで考えたことがありませんでした。
しかし、そこにはコストコならではの戦略がありました。
一緒に考えていきましょう!
これは令和 3年度(2021/10~2022/10)の地域別最低賃金の図です。
高知県は『820円』、東京都は『1,041円』
ワーストとトップで『220円』も最低賃金の差が出ています。
各市区町村のパート・アルバイトの賃金は最低賃金に少し上乗せした金額がほとんど。
高知県でパート・アルバイトの時給1,000円以上となるとかなりの高時給になるのではないでしょうか。
求人募集をかけても、他と代り映えのない時給では応募者が各求人へ散らばってしまいますよね。
しかし、コストコはここが違います!
ーーーーーーーーーーー
全国一律「時給1,500円」
ーーーーーーーーーーー
最低賃金が低い市区町村でも時給が一律の為変わらないのです。
さらに企業のブランド力が加わり相乗効果で応募殺到は必須!
ここで何が起こると思いますか?
どんなに賃金が低い地域でも応募が殺到するため、
良くも悪くも人材が集まる。
つまり、「企業が人材を選べる」のです!
同じ市区町村内にある他求人との賃金差もあり、
自ら働きたいと応募した求職先でもある。
優秀な人材が辞めずに定着し働いてくれるロジカルになっているのです。
もちろん企業のブランディングも大事ですが、
競合企業との賃金差異をしっかりとリサーチし、
求人原稿へ落とし込んでいくことの重要性が見えてきます。